きょちのヲタク生活〜ヲタ活ブログ〜

アラフォー主婦のアニメ・漫画感想ブログ。趣味はアニメと映画と漫画と猫を愛でる事!

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コードギアス 愛について〜妹の見解〜

妹とアニメ談議して、何時間か経つ事がある。 コードギアスコラボが先日、グラブルで。今は、アイマスであるので、前、妹と語った見解を書いてみる。

まず、ルルとナナリーを、ブリタニアから、日本へ、‘人質’として送ったんのは、他ならぬ、子供達の為だった…。 シャルルは、ちゃんと、愛人のマリアンヌを愛し、その子供達を愛した。 だから、日本に送った…。 最初は、愛人の子だが、王位継承等、色々争いを避ける為に、日本に送ったんだろう。‘人質’とする事で、日本自身も、ルルとナナリーに、手を出せないから。それに、親戚や、王位継承を目論む輩も、敵国にわざわざ赴いて、愛人の子を、討たないだろう。

~…けれど、ルルは、見捨てられたと思い、母が死んだのは、父と思い、 父や国を恨んだ。
 また、クルルギ家から、アッシュフォードに場を、移し、匿ったのも、アッシュフォード家が、貴族の威厳を取り戻したい故、命がけで守る事から、シャルルは、それも計算済みで、アッシュフォード家が預かったと思う。 ~何にしても、本当に、両親は、子供を愛していて守ろうとした行動なのだろう。

~…話しは、飛ぶが、C.C.が、過去、“愛”が欲しくて、ギアスを手に入れたが、10年経って、ギアスを両目で使いこなす様になった時、シスターに、‘コード’を与えられた時…シスターは、‘貴方を騙した’と言った。 でも、妹の見解では、シスターが、一番、C.C.を愛してる…と、語る。 その回の話しの中で、何故か、C.C.は、裸だった。それは、禊(みそぎ)をさせ、‘愛’を欲したC.C.が、ギアスにより、偽りの愛の形あるモノ全てを、捨てさせ、‘キレイな人間のまま’にしたかったからだ。シスターは、自分を悪者にし、C.C.を、せめて、‘キレイな身体’のまま、“人間”を、終わらせ、‘コード’を与えたと、言う事…。 シスターは、C.C.の側にずっといた。 彼女の一番の、理解者だった。 だからこそ、ギアスが使いこなせ、‘コードを与える時期’が見計らえたのだ。C.C.を、キレイな身体にさせたかったのだ。 ~…自分を悪者にしたのは、‘コード’による不老不死を苦しんだ自分だからこそ、C.C.にこれから起こる長い不死を、本当はさせたくなかった…でも、‘私は、ホントは貴方を不死にさせたくない’~なんて、ずっと引きずる言い方をして、死んだら、C.C.が、ずっと生きてる間、苦しむと考え、‘自分を悪者’にする事によって、最後に“良い人”で終わる事なく、悪者にしたんだ。
‘コード’を引き継いだ、C.C.は、やはり、不死はイヤだったから…胸をかっ切る感じで、死のうとしたんだろうね…あの場で。 けれど、出来なかった。

~…愛を欲しかったC.C.は………一番、側に居てくれた、シスターに、ずっと、愛されていたのにね。悲しいかな…10年も、気付かなかった。 不死になって、気付いたのかな?ルルの愛に触れて、気付いたのかな?気付いてれば、良いな…。 ~…この、妹の見解を聞いて、一番思ったのは、実際に、コードギアスの監督が、妹の思った通り、シスターが、C.C.をずっと見て、愛してたんだとしたら…それでも、10年も、C.C.が、‘愛’に気付かなかったとしたら………。それ、心の底から、解るよ。 恋愛でも、動物愛でも、家族愛でも、深く長く一緒に居て、理解する様に見えて…人間の本質は、解らないものなんだ。 恋愛は、特に…どちらか一方が、まず、好きで、片思いから、両想いになっても、本当に、本当の愛されてるかは…不安。 騙し合いなのかとさえ、思う………。 けれど、当たり前の様に、一緒に居てくれる意味に、ある日…ホント、ある日、突然、気付く。 ‘あ…この人も、私を、無償で愛してくれてるんだ………’と。 私は………本当に、ちょうど、10年してから、気付いた事が、実際あったから。愛と。

人間て…

……言葉にして、コミュニケーションするものだけど、人の愛は…気持ちは、形がなくて、目に見えないから…。 私が、気付いたのは、動物愛で…前の、愛猫・みゆの時だったけど。言葉も交わさないし、一方的だと思ってた。ケド、ある日、解ったんだよね、本当に、相手も、‘愛してくれてた’って…。17からの10年、気付かなかった。 もちろん、その10年、一方的な愛と思いながらも、何度も、何度も、みゆの存在に感謝した。 けれど、本質が、理解出来るのに、10年かかって………本当に、大事な事なのに、ある日突然、解るんだなって。 解った瞬間、彼女も、喜んでいたよ。‘ようやく、解ったんだね’って。

………話しは、だいぶ、ずれたケド、この、コードギアスって、アニメ作品は、本当に、愛を語っている………。スゴイ不器用な。
そして、ルルの、1番の愛は…死を覚悟して、人類を一つに…‘優しい世界’を作る様に、“守った”コト………。敬意を、表したい。
その決断は、作中でも、チラホラ出てたと、妹は、気付いていた。 悪の権化ともあろう、シャルルが、‘第98代皇帝’。ルルは、自らを、‘99代’と名乗った…。それは、例えば、‘99代’を、ナナリーにして、自分が、‘100代’でも、良いワケだが、ナゼ、シャルルの死亡確定後も、兄が、99代と名乗るシーンもなく、ルルが、‘99代’を“自ら名乗る”状況を作ったかは…‘悪’の歴史を、大代の、100(代)としたくなかったからだ…と、監督の考えを、読み解いた。

~…これら、全ての、妹の見解が、正しいかは、解らないけれど。ルルが、思い描いた世界になる様に、何個も、伏線を張り巡らせ、各シーンに、盛り込んでいた…のは、確実だ。何度、見返しても、伏線が、ちりばめられている。
そんな、素晴らしい作品を、作った監督は、スゴイ!

個性的なキャラクター達と、強烈なキャラクターの主人公…。 その主人公の、決意の物語りは、‘天晴’としか、言い様がない。
命掛けで生きた主人公は…愛があり、ホントに、優しくて。情があり、脆い。優し過ぎる故に、脆い。 だが、最後は、自身の死を覚悟するだけあって………強く、強く、意思を持ち、貫き通す。 貫くコトが出来たから、散ってしまった………。 とても悲しい事だけど………。戦争は…傷を、生む。

私は、この作品に、‘全力で生きる強さ’を、学んだ。 そして、妹と、この時代に、生まれ、この作品に、共感出来た事を、感謝する。 我が妹だからこそ、作品にハマったら、キャラクターが、作品が好きだからこそ、読み解く事が出来た。 その、‘心意気’に、“天晴”を、送ろう。 私は………感覚的に、大抵何でも捕らえるから、たまに、頭で解ってても、言葉に出来ずいるまま、納得してしまうのが、多い。だが、そうやって、考えたり、見解をして、話したりは、人間として、コミュニケーションの一貫が、発達してると思うから…“言葉って、大事だな”と、改めて、思う。
私は、不器用過ぎて、相手を想うばかりに、気を変に回しがちだけど。言葉も、キレイに丁寧に、優しく、使いたいと、思います。
この作品に、再び…感謝です!!!