漫画を毎日、一巻ずつくらい、読んでます。色んな種類を。 其れを近々、まとめて紹介出来ればと思います。
甘詰留太先生の“いちきゅーきゅーぺけ”
を読み終わりました。
先日、そう言えば同じく甘詰先生の“僕だけ知ってる一宮さん”を読む終わったばかりです。
“いちきゅーきゅーぺけ”はWikipediaも無いみたいだし“2022.03.24現在)、同じく漫画を読み、初めて甘詰先生の作品を読んだ人が語り合いたい!となったら、寂しいかもしれませんね。
ただ、今は、漫画アプリだと話数毎の感想が書けますし、人の感想を読めますから。でも、それを1つずつ探すのは困難かな?それかpixivとかにファンアートあるかな?
いやでも、甘詰先生の絵が完璧すぎて、同人誌とか要らんやろ。一般誌でもエロいもん。エロの塊だもん。絵が可愛いし、最高すぎん?
思えば、私のその漫画アプリのヘビーユーザーになってきたコロナ禍で、ある漫画アプリから、多分、“ナナカオ”(ナナとカオル)を知った処から甘詰先生の作品を知ったのは始まります。
甘詰先生の官能的な絵なのに、目が離せない可愛さの女の子たち。遂になる様に、相手の主人公達は大体、ダメ男だったりします。(*私の現時点で読んでるナナカオ、一宮さんの主人公のみ。最近読み返してる“年上ノ彼女”は主人公ブ男ではない)
ただ、主人公の容姿が悪くても許容範囲になってしまう魅力があります。やはり、主人公だけに頑張る!正義!的な一面ば容姿が悪くても性格は悪い風に見せても根は純粋でまっすぐなので、応援したくなります。
女性なのに、エロ漫画読むの?と言われたら、まぁ、昔から描いておられる特定の漫画家さんの漫画なら見かけたら読むかなくらいです。
なんで…女なのにエロ漫画を?と言う答えは、この“いちきゅーきゅーぺけ”のヒロインとまぁ、同じくたまたま‘エロ漫画と出逢ってしまった’というのもあります。
かと言って、このヒロインに感情移入は出来ません。ヒロイン、ハーフの褐色の色んなサブカルを経験済みのスタイル抜群すぎるヒロインなんだもの。私と共通点は無いよ。 私はエロ漫画も読むけど、一般の漫画も好きだし、ただのアニメ絵美少女好きなんだから。
とりあえず、いちきゅーきゅーぺけのあらすじと感想を書いてみます。
いちきゅーきゅーぺけ あらすじ
田舎に住んでた中井は消費されるだけの生活に飽きていたが、田舎でも心を潤すのはエロ漫画だけだった。 高校受験…クラスメイトの女の子で妄想しながら、エロ絵を描いたりの毎日。 ただ、勉強は出来る中井は、東京の有名大学に受かってしまい、上京する。
大学でも変わらない生活と思っていたが、エロ漫画コーナーで田舎では見ない雑誌を物色する中井。 いつもの雑誌を買おうと手を伸ばすと、褐色の美女が同じ雑誌に手を伸ばす。
ラス1を奪う2人。 女の人でもエロ漫画を読むという衝撃に帰ってまた、エロ絵を描く中井。
大学の漫画サークルに出向き、その美女桜町先輩と漫画を描いていこうという話になる。
時は1990年代。当時のアニメ・漫画の同人誌を出すにあたり奮闘する大学の漫画サークルでの物語…。
中井たちは無事にコミケに辿り着けるのか?
いちきゅーきゅーぺけ 感想
まずタイトルの“いちきゅーきゅーぺけ”のロゴが素晴らしくデザイナーが書かれたのか、ご本人が作ったのか分からないんだけど、逆に纏まりすぎてる字が読めない…。
申し訳ないんだけど。
単行本の漫画は知らないけど、漫画アプリだと必ず1話ずつタイトルロゴが出てて、そのたびに、なんて読むんだろう?と思ってた。申し訳ないんだけど…。
今回、このレビューを書こうかなとタイトルを調べたら、‘いちきゅーきゅーぺけ’どゆ意味?とすら思った。 そして、実際、言葉にして書き出してみると…あ!なるほど!“いちきゅーきゅー”って年代なんだね?(199×年って意味ね)と気付いた。
気付くのが自分で遅すぎる!と思いましたが、本当に一話毎に毎回チラつくタイトルロゴ見てると読みかたの思考を失うんですよ…?
さて、桜町・クリス先輩とのラブも何も起こらない、甘詰先生の自伝かな?といった処ですね。ノンフィクションぽい作りです。 一応、Wikipedia見たら、本人も大学のサークルに所属してた様なので、ご本人と照らし合わせてる部分は多々ありそうです。
ただクリス先輩て…現実には居なかったでしょうし、ロリキャラのアキラちゃんもいなかったでしょうね。 ワンチャン、当時のサークルにそういうキャラの女子いそうですが。
さて、私もこの年代を知るものとして、すごく共感。 ただ、私は都内住みですので、ヲタを意識してから中高生からの晴海コミケデビューでした。
少し私の事を書くと、私自身は1人でお留守番が多かった子供でした。母は看護婦、父は営業職や印刷業を転々としてました。 4つ下の妹はいますが、それでも妹が大きくなるまでは1人でお留守番が多かったです。
小学生から、学童に預けられ、学校帰りは学童に通ってました。妹も、学童に行ってましたね。 その前の保育園の時代は妹も同じ保育園。 その頃にアニメ見てた記憶はあまり無く、私が小学生小学年の時に妹は保育園で、学校帰り学童で漫画を読んでました。
アニメも小学生くらいから記憶が鮮明になってきたと思うけど、子供の頃は兎に角、お腹が弱くて。(今でもなんですが) 便秘の繰り返しでした。多分、トイレを我慢してたと思います。
あと小学生の頃に痴漢に遭ったトラウマで、なんかよく分からない子供になりました。 子供の頃からヘラヘラしてて、引っ越しが多く、でも転校はいつもの事と中学年には思ってましたね。
漫画やアニメを見て母親の居ない日は寂しかったりして、妹が保育園を出る迄は1人でアニメを学校帰りに見てた記憶があります。 その時80年代のアニメは夕方からでしたし、アニメ黄金期でしたから、夕方は大体アニメしてましたね。
中学年くらいになると、一緒にアニメを見てたんでしょうけど、あまり妹と一緒に見た記憶が薄いんです…。と言うのは、もう何十年も前でもあるし、保育園が17.18時まで預かりだったんでしょうね。
私は学校の後に学童に行き、漫画を読み絵を描き、鍵っ子なんで自分で学童の子たちと帰ってました。 結構、常に友達と一緒でしたね…。
そんな子供時代の70年代後半〜80年代のアニメ感想をアニメデータベースとしてまとめたブログ(まだ80〜90年代も2000年代も書きます)を書き途中ですを私の子供の頃のアニメは此方に↓まとめてあります。
さて、年代は90年代アニメ・漫画・ゲームが舞台のため、この漫画“いちきゅーきゅーぺけ” のアニメ感想はまだ此方のブログに書いてませんけど…。ちゃんと、その年代、生きてました。笑
この舞台の年で主人公 中井が高校〜大学生。大学生時代にときメモやストⅡの話しをしてるので、その時は私はJKでしたので、この主人公(=甘詰先生?)と数歳違うくらいかな?
上記に少し書いたのですが、この主人公との違いは、私は都内在住の為、晴海コミケデビューが早かった。 この主人公はデビューが都内出てきて大学生からですね。
そして、中井は頭が良いのは、甘詰先生とは違う点なですかね?甘詰先生はWikipediaによると留年と書いてる由来からペンネームがきてるそうなので…。中井は成績優秀、最初から絵が上手く、大学1発合格してますし。
それはそうと、クリス先輩×中井での同人誌共同作業で盛り上がる筈の漫画描きは、中井の負の葛藤で少しのエロ要素はあるけど、目立った点はその中井の葛藤ですね。
淡々としてる訳でも無いけど、その年代の…40代くらいの人からしたら、懐かしいな ♡の部分を、アリアリと見れますし、クリス先輩の身体の艶かしさや、アキラちゃんの可愛さは目が離せません。
まぁ、なんと言っても、漫画の描きかたですね。 プロット立ててから書き出すまで。これは、漫画の指南書としても、一躍買ってるかもしれません。
ただ、中身がエロ漫画なだけです。
さて…恋愛面は出る訳でもなく、破天荒のエロい先輩も出ますが、メインのコミケにたどり着くまで、丁寧に描かれてます。懐かしいですね、晴海コミケ。
そして、先輩達のお気に入りのファミリーレストランがアンミラ(アンナ・ミラーズ)って言うね………。私、働いてたんですよ。 よく絵が描かれるのが可愛いから、制服の胸開きの制服が多いですが、アレは先輩の制服です。
ちなみにスーツぽい制服着てる人はリーダーでした。 私も、高輪店(今となっては唯一残ってる高輪店です)で働いてました。 品川区に住んでいたので。
主人公の中井みたいな常連さんはいなかったかな。 本作に書かれてる様に、今は無き渋谷店にはあぁいうお客さん居たかもな。 高輪店の当時の常連さんは、学校の先生と噂されてる男性、朝必ずくるリーマンがいたくらいかな…。
私は遅番も入ってましたが、半年しか働いて無いので、詳しくは常連さんは分かりませんね。
話しを戻すと、感想的には、あ…コミケがゴールなんだと言う感じでした。 全3巻で終わってる…ので、当然かな。 3巻か。寂しいな。 その先の、主人公の恋愛とか、なかったのかなと思ったけど。案外、売上が伸びなかったのかな???
当時の事連載の事は、わかりませんね。前述した通り、Wikipediaに‘いちきゅーきゅーぺけ’無いんですもん。
その先の、エロ漫画を描く中井が童貞だけど、童貞卒業したり、風俗行ったり、其れを元にまたエロ漫画を進化させるとかなかったのかなと思いましたが。
まぁ、キレイな終わりかたですよね………。漫画を描くのを目指して、コミケで漫画を売って売れる迄と言う。至ってシンプルな話しでした。
この漫画のファンアートを描こうかなと思った時に、やはり甘詰先生の絵の完璧さから、私が描いてもなって思いまして、敢えて…主人公ではなく、清水?さんのアンミラ姿を描いてファンアートとさせて頂きます。
このイラストは描き直す機会があれば、pixivに載っせま〜す!
まだ感想で思い出したのが、作中にゲームの話題も出てきて、私の年代ど真ん中の大好きな‘ストⅡ’の話しの中で、映画見た?と言うセリフがある。「あぁ村瀬修功の…」(村瀬監督は今や時の人、閃光のハサウェイの監督。この90年代当時はキャラデザでガンダムWや映画版のストⅡを描いていた)
このセリフだけでも、歓喜だよね、私が。村瀬さんを褒められてる♡
他にも 色んなヲタク的な話しも出たけど、ここのメインのエロ漫画話しからすると…私の知ってるのは、結構、キラキラうるうるしてるエロ漫画描きの人しか知らない。 作中で出てきた、山本直樹、弓月光、遊人さん達くらいしか知らない…かな。あと作中出てたかな?みやすのんきなら知ってる。
村田蓮爾さんは、エロ漫画描きと言うよりはイラストレーターのイメージ。 もちろん、各々の漫画を少しは読み齧った事もあるが、所詮私はエロ雑誌なんて買う勇気も無く。 快楽天はもちろん、雑誌名は存じてたけども。
あと、作中にファンロード出てくるね〜! 専門学校時代にクラスメイトで友人になった女性がファンロードの常連で神絵師に会った気分だったよ、当時は。 でも、女って意地悪だから、後にもう連絡取らなくなったけどね。 もう忘れたわ、そんな女。
そういう当時が分かるエピソード、たくさん盛り込まれてて本当に懐い作品だった。何度も書くけど全3話勿体ない…綺麗な終わりかただけども。 続いて欲しい気もした。
オマケ漫画が中井が現代に来るって言うのも好きだった。 ビデオはVHSから何になってた?とかの会話から全て面白かったな。
〜という事で、“いちきゅーきゅーぺけ”の感想を〆ます。 ロリのアキラちゃんや、ヒロインのクリス先輩や可愛い女の子達と…エロ!と言うエロを容認出来ない人は見れない作品ですが。 エロ漫画の成り立ちを知りたい人にはお勧めです。
Wikipediaには無いけど、漫画ぺディア(初めて知った!)に書いてありますよ、作品紹介等々。
あとは、各漫画アプリのサイトに行くと、話数毎の感想を読めますが、一巻毎の感想を読みたいかたは、ebookjapanとかAmazonとかのレビューページを参考にしてみて下さいね。
さて、続いて同じく甘詰先生の“僕だけ知ってる一宮さん”のあらすじと感想を書きますね〜!
甘詰留太先生 『僕だけ知ってる一宮さん』あらすじ
高校で同じクラスメイト、隣の席のメガネ少女一宮さんが気になる仁科。仁科は外見も相まって、ハッキリも喋らないしキモいと思われる。他の女子には嫌われがちな仁科だが、隣の席になった一宮さんは気にかけてくれる。
最初は、チラ見程度だったが、次第にちょっかいはエスカレート。モテた事ない仁科は勘違いして焦るが、攻める一宮さん…。 元々、仁科は一宮さんがメガネで大人しくても巨乳で美人でおしとやかであると気付く。
きっと、この目立たない一宮さんの事、クラスの誰も気付かない!と2人の仲は近付いていくが…。
周辺の高校での盗撮事件をキッカケに更に急接近する2人!犯人はキモい仁科と思われてしまうが、真犯人を捕まえる事が出来るのか?
そして一宮さんと仁科の仲はどうなるのか〜???
甘詰留太先生『僕だけ知ってる一宮さん』感想
うん、最終的に甘〜い!って叫びたくなる。
最初は仁科くんが確かに顔で言えばイケメンでないけど、あと容姿も良くはない。 上記にも書いたように、甘詰先生の作品で今まで読んだ“年上ノ彼女”以外は容姿にコンプレックス持つ男性が主人公が見受けられる。
これからも、甘詰先生の作品を読んでいくので、何とも言えないけど、容姿が悪くても純粋で正義感がある主人公が多い。
ちなみに、このブログ書いてる内に、“年上ノ彼女”も二周目読み終わってしまった。
甘詰先生のその私が読んだ漫画の中で、主人公がメガネが珍しい。 〜が、次に読むマリッジなんたらと言う漫画も、主人公はメガネだった。
それはそうと。一宮さんのメガネしてても美しさ、身体の艶かしさ、大胆さ、エロさが良い。最初は何の為に仁科を誘惑してるのか…?段々男の影が出てきて、怪しいと思った。
それよりも、盗撮事件が起きて、皆、仁科を犯人扱いするが、仁科を信用してる人達もいふ。
そして、盗撮事件が解決した先には、仁科を嫌悪してた女子達が味方にも変わる。 そもそも、そんなの気にしてなかったような、仁科をカメラ部に誘う女の子もいる。
仁科への嫌悪は女ばかりか、男も怪しがってるけど、其れは仁科がボソボソ喋ったり、容姿でももっと、髪を短く切るとかすれば、少しはまとも扱いされてたとは思う。まぁ、容姿は最終回まで変わらないので、そこは良しとして。
その、盗難事件が始まる前から、気にかけて?くれてたムッツリの三好も、最後辺りには、もうめちゃくちゃ仁科の味方してるのも萌えポイントだ。 仁科の事、男としても、同志と思ってるんだけど、相手の事で怒れるって信頼してると言う事だよな。
三好が怒ったのは、一宮さんが結局、相手の男…兄に支持されて仁科を誘惑した事。 一宮さんの事をワガママでどうしようもないとまで言ってるし、怒る。
それでも、信じ続ける仁科は、兄が一宮さんを縛りつけ学校に行かせない様にすると、家に行き、一宮さんと話す機会を待つ。 其れを三好は、もー!仁科ぁ〜!一宮さんに騙されてるのでは?と止めようとする。
仁科は聞く耳持たない。当然だ。隣の席でずっと居て、席替えがあっても、教師の兄のくじ引きに細工してまで、ずっと隣をキープ。 そして、何日も続いた一宮さんの誘惑は、兄に支持されてるとは言え、‘助けて’のサインも込みで、自分の学生時代をちゃんと過ごしてもきたんだもの。
兄が得られなかった事かもと引け目を感じたり、悩んだり、一宮さんは凌辱されながら心で泣きながら過ごしてたと思う。でも、仁科と居る事により、きっと一宮さんは一宮さんなりの学生生活を送ってた。学校に行ってた一宮さんは、指示されてした事以外は、一宮さんだけの学校生活なのだから。 そりゃ、一宮さんも、救われてたと思うよ、仁科に。
クライマックス…此れはねぇ…もう!少年漫画だよね。彼女を信じて、駆け出す! その手法は、他の“ナナカオ”や“年上ノ彼女”でも使われてる。
女性を助けるんだ!と走る主人公。 青春だねぇ。
そして、ハッピーエンド。 みんな、幸せだった。 そういう、やはり、キチンと綺麗に終われるんだな、この人の漫画ってって、思った。今のところ、読んでる作品全て、綺麗にちゃんと終われてる。
ホッコリしますね…。
という事で、感想を〆ます。 そして、ファンアートも描きました。此方も感想するか解りません…が、ブログ用に描きました。
次回は、甘詰先生の“年上ノ彼女”の感想も書きたいですね。 何で2度目読んだんだろう。いや、終わりかた覚えてなかったからね…。なんで忘れるのか。歳だからかな。
さて、だいぶ上に書いた通り、漫画アプリの使い倒しをブログにするんですけも、それでずっと読んでてハマってる作品…。毎日寝る前に、ビースターズ?とバクマン!を読んでました。
どちらも無料ページ終了したところまでいったので、ビースターズは続きから買いました♡
…処で私、映画感想ブログも書いてるんですが、漫画2冊分のあらすじと感想だけで、凄い質量になりましたよ(汗)。 アニメはあんまり最近終えてないので…ラブライブくらいかな。そちらも、感想を書ければと思えます。
仕事でどうしても、なかなか毎日更新とはいきませんが、続けていけたら幸いです^_^