きょちのヲタク生活〜ヲタ活ブログ〜

アラフォー主婦のアニメ・漫画感想ブログ。趣味はアニメと映画と漫画と猫を愛でる事!

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ひぐらし卒 最終回2021.09.30視聴

2021.10.01、『ひぐらしの鳴く頃に 卒』が2021.09.30と言う、9月末で終わったのを、翌日見た。 結果的に言えば、泣いた。

 ひぐらし

前作も全話視聴。

 その時は、リアルタイムで、深夜に放送してたナントカ編で、梨花ちゃんが、『先に逝かせてもらうよ』みたいに言って、自分で包丁で頭ザクザクしてた。

 

 

そんな思い出がある『ひぐらし』。

 そこから気になって、続きを視聴。追って、前の始まりから視聴。

今みたいに、VOD無くて、レンタルするか違法配信しか無かったけど。

 

今回、最終話1話前で、沙都子と梨花ちゃんが戦って、で、どうなるの?と思った。

結果論は、泣いた。

見たかったひぐらしなのか?意味わからん。

 

 その、最終話1話前…14話では、2人の戦いのシーンが、2人の時を超える神的な能力で、場面がバンバン変わる。それは、シン・エヴァさながら。そんな処、リスペクトしなくて良いのに。

 

 ちょっと、話が戻るが。

ひぐらしの鳴く頃に』の良さは、“疑心暗鬼になる前に、仲間を信じて、仲間に話して、助けてもらう”処だと思う。 前回は、圭一くんが、この物語を打破した。

 『ひぐらし』自体は、初め、同人でパソコンゲームと言うか…選択肢はあったのか分からないが、ラノベみたいに読み進めて行く話だったと思う。

そして、可愛い見た目のキャラのパッケージとは裏腹に、惨劇が田舎に起こる。

 田舎の、ありそうな伝承を絡めて。

確か、“1%しか解けない”と謳って販売してたと思う。

 その物語は、瞬く間に人気になり、ひぐらしシリーズは、完結まで何作も作られた。

 

 詳しくはWikipediaなど調べれば分かるけど。 原作ゲームの他に、旧アニメ放映が終わった後にはアニメ絵の、ボイス撮り下ろしとかでゲームがプレステで出てた。

 

 結局、ゲームはやらず、アニメを見始めた後は、漫画で一部補完。

深夜アニメにも関わらず、学生も深夜見て、厨二病を発症したのか、リアルタイム放送時には、ひぐらしの様な時間が2箇所くらいで起こった。

 要は、オノで親を撲殺。その後も、ナタで撲殺事件があった。

まだ、“ひぐらし”の最終回前であった。

そりゃ、手口がアニメに似てるから、ひぐらしの影響と言われれば、そうかなと思わざる終えなくなった。

 ただ、そいつらのせいで、アニメ放送が最終回出来ないのでは?と言う噂もあった。

だが、1部、アニメを修正して、ひぐらしは、完結まで放送した。

 

 ひぐらしの旧アニメは、最終回までは、人を殺す描写がかなりエグかった。

それが、最終回近くには多めにモザイクをかける手法になっていた。

 其れを経て、無事に最終回を終えた。

 

 ひぐらしの、旧アニメでは、竜騎士07(原作者)が伝えたかったのは、“疑心暗鬼にかかるな”“仲間を信じる事”“奇跡”だと思う。

其れを、最終回までも見ずに、誰を信じる事もなく、現実世界で疑心暗鬼になり仲間や他の人に助けを求めず、アニメのせいにして親を殺したり、窓ガラスを割ったりした犯人たちは、アニメに依存し過ぎである。

そして、アニメの本質を捉える事もしないまま、最終回と言う答えを見ないまま、刑務所に入ったのは残念だと思う。

 

 いづれにせよ、アニメの影響だの、ホラー映画の影響だので人を殺すとかそう言う事をした人達は、居るだろうけど、作品への冒涜である。 刑務所に入ってしまえば、、それ以上の作品に出会える機会も失う。 

人を殺す以外で、他の打破出来る方法を考えられなかった悲しい人たちなんだろうな。

 

 誰だって生きてたら嫌な事があるし、常に苦しい人だって居る。 それで自分を終わらせる人もいるかもしれないけど、生きててその先に幸せがあるかもと想像出来れば、生きれるとは思うよ。 なんて、当たり前の事。 けど、その当たり前が出来ない時だってある。

 苦しい時は、他の事例を探して、打破しようと何とか考え、実行する。

きっと、スマホが流行ってしまった時に、勤勉な日本人は、依存症になってもいるけど、一生懸命、今の悩みを解決しようと調べてるのかもしれない。

 

 ……………雛見沢村なんて、そのスマホも何もない時代だよ。昭和も後半。だけど、呑気な田舎町。 ただ、オヤシロ様と言う風習があるだけ。

 事件が起こった事は、雛見沢症候群と呼ばれる病気の蔓延でもあった。

其れをわからずに、雛見沢村の巫女として産まれた梨花ちゃんが、何度も同じ時を繰り返す。

打破する迄には、オヤシロ様…羽入と何度も時を経て、繰り返し、奇跡を知る。

 梨花が殺される事で、リセットされる雛見沢村の怪死事件。 梨花以外の人に記憶が残る事なんて無かったけど、圭一転校してきた事により、キセキは起こる。

 

 そんな前ひぐらしでした。

圭ちゃんが、奇跡を起こしたと言うか、圭ちゃんにも、レナにも、嫌な記憶が断片的ではあるけど、残ってた、

 其れに気付き、情報共有出来たから、梨花は、仲間を信じよう、頼ろうと言う気になり、奇跡が起きたし、起こせたんだ。

 

 でも、今回の新ひぐらしは、圭ちゃん中心ではない。

沙都子と梨花の物語になってる。

 

 そして、最終回には、ひぐらしは………2人の中だけで、完結した様な感じする。

2人で始めてしまった、惨劇。

 そもそもは、雛見沢症候群を発症したのは、雛見沢村に居たから自然に感染したかと思ってたら、今回の新ひぐらしでは、沙都子が感染を引き起こした。

 そして、其れを回収していくのだけど…回収するには、あまりにも、子供の喧嘩だった。

ただ殴り合い、許すと言う事でなく、追いかける事を選んだのかもしれない。

 でも、沙都子は、争いたく無かった頃の、神の力を得る前の沙都子の気持ちに身体を戻した。

 此れは…ただのガキの喧嘩に巻き込まれてしまった感。

 

考察とかさ、要らなくない?ひぐらしの今回は、ただの2人の喧嘩だったんだよ。

 

 〜という訳で、旧作が好きです。ちゃんと、圭ちゃんが決着への、この繰り返す物語への打破する鍵の男。奇跡へのヒントを与えた転校生。仲間を信じる事…ちゃんと、意味があった。

 

 では、今回は?新ひぐらしは、何か心に残ったかな?喧嘩は良くないって事?

本当に…何故。盛り上げて、平和に戻す世界線を示したかもしれないけど。

 サトシも目覚めて、沙都子もオジサンと仲良くて。

お良さんもお婆ちゃんもカサイも赤坂も大石さんも、無事に生きてる世界線

 

 最終回に辿り着くまでに、事件の発端を研究してたタカノもジロウさんも、雛見沢村に帰ってこれる世界線

 それは、夢に迄見てた、平和な世界だったかもしれん。

 

 でもそれは、旧ひぐらしでもやったでしょ?惨劇を回避して、梨花ちゃんが大人になる世界線で平和に終わったよ!と言う最終回だったのよ。

 今回、新ひぐらしでわざんざ、やらなくてもよかったのでは。

ひぐらしよりも、救われてる、死ななかった人の多い平和な雛見沢村にしたかったのかもしれないけど。

 

 何か得られたのかな、今回の新ひぐらしでって思った。

最終回に行くまでの疾走感は良かったけどもね。

辛い最終回よりは、遥かに幸せだとは思うけどさ。

 あんまりだなぁと思った最終回でした。

でも、ひぐらしイベント、来年行くかもしれない。

梨花ちゃんのイラスト↓ 過去絵ですけど、置いときます。

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万が一、ひぐらしのイベント行ったら、また、ブログ書きますが。

 

ちなみに、ネタではなく………今回の新ひぐらしが始まった時に、私のしてる一般職?ガテン系?で、お客さんの名前で、“竜宮れな”と言うかたがいました。

本当に怖かった。ペンネームかもしれないけど。

 作中のひぐらしでは、レナの本名は、“竜宮礼奈”だけれども。

 

 それでは…

『また、何かの鳴く頃に』。